1-click Award

結果発表

1-click Award 2009 公開審査会レポート


2010年1月15日(金)
会場/リクルートアネックス1ビル B1 MTLカフェ

インタラクティブ部門

審査員

内山光司(GT INC./クリエイティブディレクター)
タナカカツキ(マンガ家)
勅使河原一雅(qubibi)
茂出木龍太(602inc./アートディレクター 、COO)
山崎隆明(ワトソン・クリック/クリエイティブディレクター、CMプランナー)
大迫修三(クリエイションギャラリーG8)
※敬称略・50音順

多様なタイプの作品が出揃ったインタラクティブ部門。グランプリには、子供も楽しめる、良い意味で「浅い」作品が輝きました。
インタラクティブ部門

審査員の方々の紹介が終わると、さっそく審査がスタート。まずは一次審査を通過した19作品を順に見ていきます。審査は和やかな雰囲気で進行。爆笑を誘う作品もあれば、一方でまじめな作品、美しい作品もあり、会場の反応は1つひとつ変化していきます。楽しく全作品を講評した後、一次投票を行いました。(各作品の講評は下をご覧下さい。)各自3作品を選出。結果は以下の通りです。

内山さん <顔の慣用句コンテンツ集「八百一彦」><KOI2><となりのミヤケさん>
タナカさん <あいだ><Walk Cursor><KOI2>
勅使河原さん <Walk Cursor><KOI2><友達>
茂出木さん <あいだ><Walk Cursor><友達>
山崎さん <Walk Cursor><延命クリック!でるおくん><友達>
大迫さん <あいだ><Walk Cursor><KOI2>

この結果、グランプリ候補は5票の<Walk Cursor>、4票の<KOI2>の2作品に絞られました。再投票は3対3の五分となりましたが、「右クリックの使い方が新しい(茂出木さん)」「うちの子供がはまってました(タナカさん)」という援軍もあり、<Walk Cursor>がグランプリに決定。優秀賞は、独自の世界観と技術、完成度の高さが抜群の<KOI2>と、「まさに1-click Awardで見てみたいと期待していた通りの作品(勅使河原さん)」と高く評価された<友達>が選ばれました。その後、各審査員賞も決定。それぞれ審査員の方の好みが強く反映された作品が選ばれています。

審査後のコメント

インタラクティブ部門
最優秀賞

  • Walk Cursor
    高井 翔太、中利 和弘
  • ◆よい意味で「浅い」。すぐにやり方がわかって、誰でも楽しめるのがいいところ。(山崎さん) ◆やっていて、気持ちがよかった。背景がついたときの感触も心地良くて、思わずカチカチやり続けてしまいました。(勅使河原さん) ◆画面をダイナミックに使っていてよかった。右クリックを左クリックと同等の意味で使うのが新しいと感じました。(茂出木さん) ◆健康的な作品。音階を示す線はほかの処理の仕方もあるかも。(内山さん) ◆綺麗に仕上がっていました。(大迫さん) ◆ウチの子供がはまっちゃって、ずっとやってましたね。(タナカさん)
優秀賞

  • KOI2
    パーティ店長
  • ◆一見ゆるいんですけど、技術的にとてもしっかりできています。指のタマも気持ちいい。全体的にうるさい感じも好き。ゲームなのだけれど、ゲームとしてみなくてもいいコンテンツに仕上がっています。こういうのを作るのはけっこう難しい。(勅使河原さん) ◆独自の世界観がいいですね。何かの模倣でないところがすばらしい。(内山さん) ◆ストレスなくできて、素朴な雰囲気がいい。(山崎さん) ◆とても完成度が高い作品でした。(大迫さん) ◆1-clickだけに指が飛び出るというのがおもしろい。(タナカさん)
優秀賞

  • 友達
    佐々木 遊太
  • ◆1-click Awardで一番見てみたいと思っていたタイプの作品。そういう意味では期待通り。音楽は少しあざといかもしれませんけど。おそらく、1-click Awardはこういう作品が堂々と認められる唯一の賞だと思います。(勅使河原さん) ◆なぜ、この3匹なのか。とても気になります。(茂出木さん) ◆好きです。どこに向かっているのかも、誰に向けているのかもわからない。俺は今、一体何をやっているんだという気にさせられたところが良かった!(タナカさん)
内山光司賞

  • CLIMO(クリモ)
    吉川 信幸、稲毛 剛
  • ◆「モールス信号」というのが、個人的にツボにはまりました。なぜ今、ここに来てモールス信号なのか。制作者の方の考えがとても気になりました。(内山さん) ◆ゲーム性もあって、なかなか楽しめました。けっこう難しくて、上手にやらないと意味のある言葉にならないのですよね。(大迫さん)
タナカカツキ賞

  • かなことば
    木龍 歩美
  • ◆何でこれがいいのか、審査員の僕らがあまり上手に語れない感じがよかったです。こちらの感受性が試される作品でした。きっと僕らがまだ語りえない面白さが向こう側にあるのだと思います。他の審査会では出てこないし、きっと最終審査に残らない。それがここに残るのが1-click Awardの面白いところ。(タナカさん) ◆物理演算を使わずに、手書きイラストでアナログ処理しているのが好感持てます。(茂出木さん)
 
勅使河原一雅賞

  • となりのミヤケさん
    内田 伸哉 加藤 寛之 中原 祐輔 ミヤケさん
  • ◆ミヤケさんが好きでした。(勅使河原さん) ◆拍手をしたら、ミヤケさんが何かするというアイデアに一票。もっと図に乗っていろいろしたら面白くなると思います。(山崎さん) ◆面白くて、やがて悲しきミヤケさん。切ない。(内山さん) ◆家で1人でやっていたとき、「何や、この時間!」と思いました。(タナカさん)
 
茂出木龍太賞

  • 顔の慣用句コンテンツ集「八百一彦」
    佐藤 ねじ
  • ◆けっこうくだらないんだけど、1つひとつが、次を見たくなるくらいのレベルに仕上がっていて好きでした。あと、この顔はコピペ向きの顔ですね。(茂出木さん) ◆とりあえず、次を見てみたくなりました。惜しい、もう少し完成度を上げられる!と思うところはいろいろとありましたが。(山崎さん) ◆単純なアイデアだけど、意外と全体的な完成度は高い。(内山さん)
山崎隆明賞

  • Moon Walker
    ひとする
  • ◆これはちょっと真似できない。好きです。(山崎さん) ◆やりきれていないのがいいですね。やろうと思っても作れない。スキルを身につけちゃったら、2度とできない作品。作れるのは、今だけです。(勅使河原さん) ◆やっちゃったかーという感じ。(茂出木さん)

1次審査通過作品

このページのトップへ