1-click Award

結果発表

1-click Award 2009 公開審査会レポート


2010年1月15日(金)
会場/リクルートアネックス1ビル B1 MTLカフェ

プランニング部門

審査員

内山光司(GT INC./クリエイティブディレクター)
岸勇希(電通/コミュニケーション・デザイナー、クリエーティブ・ディレクター)
須田和博(博報堂/クリエィティブ・ディレクター)
鈴村浩之(リクルートメディアコミュニケーションズ)
日野貴行(リクルートメディアコミュニケーションズ)
※敬称略・50音順

日常の不満や葛藤、自分のできないことから生まれた企画に、ピュアな強さがありました。
プランニング部門

昨年12月4日、プランニング部門の最終審査が行われました。今回、100を越える応募の中から、最終審査を迎えることができたのはわずか5組。
銀座リクルートG8ビルの一室。内山さん、岸さん、須田さんという3名のCDにRMC代表のCD2名も加えた5名が控える部屋で、各自10分のプレゼンテーションを行っていただきました。緊張した面持ちで部屋に入ってくる応募者の方々。それぞれのプレゼンの後には熱く厳しく、そして愛情に満ちたアドバイスが飛び交いました。審査員の方々も、「実際の仕事で、ここまで愛のある上司達にはなかなか出会えないと思います(内山さん)」「社内の研修プログラムでもこのように濃い内容のものはあまり見当たりません(岸さん)」「ここに来た方々は、本当に何年分も勉強することができたのではないでしょうか(須田さん)」とおっしゃるほど、審査は白熱しました。
ここでは、この最終審査の結果、選ばれたグランプリ作品及び優秀賞作品を紹介するとともに、そのプレゼン内容の一端と審査員の方々のコメントをご紹介いたします。

審査員総評

最優秀賞


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※企画書の無断転用はご遠慮ください。

  • いつのまにか日記
    渡辺千佳
  • ◆自分の日記を、自分でお金を支払って買うというアイデアがすばらしかった。検索履歴から自分の日記が勝手に作られ、出版されて自分の元に届くというサービスは、思い付きそうで思いつかないアイデアだと思います。個人情報問題すれすれのテーマに対して、日記は個人のものと言い切れるピュアな感じもよかった。(岸さん) ◆「検索は人生だ」の一文にやられました。最近の検索ワードを日記にするのもいいけれど、10年前の自分がわかる日記というのも個人的には楽しい。◆(内山さん) ◆検索ワードだけでなく、twitterやmixiのコメントを含めても面白いと思います。(須田さん) ◆思い出したくないことは除くのか、それともそれも含めて日記にしてもらうか、選択できるといい。(日野さん) ◆女子高生にウケると思います。彼女達は想いを形にしたい欲求があるので。(鈴村さん)
優秀賞


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※企画書の無断転用はご遠慮ください。

  • サムワンエルす。
    尾上永晃
  • ◆人の人生を生きるというアイデアがすばらしい。自分が能動的になっていくサービスですね。(内山さん) ◆Webは基本的に能動的なメディアで、自分で情報を取りに行かないといけないのですが、その中で目的到達型でないサービスを思いついた点がよく考えられていると思います。(岸さん) ◆他人の人生を疑似体験できるというのがいいですね。「まきこまれ感」の楽しさは、誰もが体感したことがあるものだと思います。(須田さん)

1次選考通過作品

  • Let's show our LIVE!!~応援より発電~
    ◎◎◎◎
  • ◆前半は面白かったけれども、後半は「これで終わり?」という印象がありました。(須田さん) ◆好きなアーティストのライブに外から参加したいという想いはいいけれど、その後がまだ思いつきの段階。思いつきと企画は違います。企画にするためには、いろんな視点から想像しないと。(内山さん) ◆面白いことをやろうとする心意気はいいのですが、このままでは誰もハッピーになりません。ファンは全員、そのアーティストの最高のパフォーマンスを見たいわけですから、それが実現できなければ、アーティストにとって価値がない。その点を考えて、企画に一本柱を通しましょう。(岸さん)

  • むびジュース(携帯change the world)
    久保孝徳
  • ◆コアとなるアイデアをもっと突き詰めて欲しかったですね。後半の広報戦略の部分は削ってかまわないので。(須田さん) ◆客観的に自分の企画を把握するトレーニングをもっとやったほうがいいでしょう。面白い企画を考えようという姿勢はいいと思いますので、頑張ってください。(岸さん) ◆いつのまにか、「携帯で世界を変える」という企画趣旨がずれてしまっていて、このままでは自分の面白いことをやりたいだけにしか見えない。そこを、クライアントのやりたいことにまで昇華させていくのが僕らの仕事です。(内山さん)
 

  • 実寸.com 「見といてよかった」をすべてのひとに。
    藤原愼哉
  • ◆確かにこのままでもそれなりに便利なサービスだと思いますし、切り口は面白いのですが、「実寸」をコアアイデアとするのなら、もう1つジャンプが欲しいところでした。ARのようなテクノロジーとは違うところでジャンプできたら面白かったのではないかと感じます。(岸さん) ◆このレベルのARはもう実用化されていて、新しい感じはしません。ARだけにこだわらないほうがよかったかもしれない。たとえば携帯のようなものなら、単純にモニター内に実寸で写せば十分。(内山さん) ◆企画書の4ページ目くらいまでは期待が膨らんだのですが、その後は「なんだARか」と。ARで勝負するなら、意外な使い方を提案してもらえるとよかった。それから、どのようなものの実寸を用意するとユーザーに喜んでもらえるのかをもっと突き詰めると、企画が良い方向に転がったと思います。(須田さん)
 

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