大学でも学ぶことが出来る

独学よりも、やはり教育機関で

インタラクティブ・アートについて紹介しているが、このサイトを閲覧して興味を持って、本格的に勉強してみたいと感じてもらえれば幸いだ。また現在絶賛勉強中という人もいるかもしれない、後者についてはそれなりに作品創造というものをしたことがあるからこそしている、そう考えておくとしても、前者の場合は独学でやるとしたら相当量の努力を要する。やりがいや趣味の一貫として行なうにしても技術的な部分では学ばなければならない事は沢山ある。というより、そもそもアート系プログラミングを上手に使いこなせるだけの技術がなければ、そもそものスタートラインにさえ立っていない状態だ。その場合でいきなり初心者が初めて作ることが出来るのかというのは少々、いやかなり難しい。技術を学ぶとして教本を購入して読むだけで理解出来れば苦労に越したことはないが、そんな事が可能なら誰もが読書をして、勉強をする行為が程ほど無駄に感じられてしまう。それではさすがに学問としてどうかと思うので、一先ず回帰しよう。

やはり本格的に勉強をして、仕事としてでも趣味としてでも簡単に教育を受けられる機関に通学することをお勧めする。もちろん大学や専門学校といった本格的に学べるところではなく、簡単に趣味程度として始められる塾のようなシステムを有しているところででも構わない。独学でやるよりかはきちんとした作業と基礎知識を学べるということで、教育機関でインタラクティブ・アートについて学んでいってもらいたい。

そんなインタラクティブ・アートを学ぶとしたら何処がいいのかというのは、ここで何処が良いという事を紹介することはしない。あくまで本格的に学ぶとしたらこんな機関で、こんなカリキュラムが用意されているという点について紹介していきたい。今回はそんなアートとしてもだが、デジタル技術が学べるところでもあり、多くの技術者を輩出している『東京工芸大学』の『インタラクティブメディア学科』を参考にして、こんな勉強が出来るということをお話していこう。


インタラクティブメディア学科とは

まず最初に学科についてだが、ここでは今でもなくインタラクティブ・アートと言うデジタル技術としても、アートとしても学ぶことが出来るまさに先端技術を知る、習得する事が出来るところだ。学課紹介欄においても、先述したインタラクティブ・アートというものの概論について述べており、そしてこれからの時代においてデジタルコンテンツ上において展開される芸術作品とは、こういうものであるということを伝えている。学科としても、これまで鑑賞していることしかできなかった芸術作品が、今後は作品と鑑賞者がそれぞれに相互作用し、そして参加型になることでこれまでに見られなかった新たな作品を作り出すことが出来ると言われている。

ここまでは良いとしよう、ではこの学科で具体的に学べる物は何かについてだが、こちらもまた芸術系分野に関する知識、情報系分野に関する知識などを習得することが出来る。但し注意点として、この学科で勉強するには最低限の国語力と英語力が備わっていなければならないと、予め注意事項として提示している。それでも積極的に学ぶ意欲があるなら、それより勝るものはないともいえるのだが、後は勉強する本人のやる気次第だ。

カリキュラムとして

具体的なカリキュラムについてだが、1年次こそ基礎知識を一年間みっちり勉強するところはどの大学にも見られるため通常通りだ。問題はその後の、2年次からが大学生にとっての正念場になっている。2年次になると、Web・インタラクティブ・アート・デジタル映像といった基本的な表現力・技術力を習得しつつ、コンピュータ・ネットワーク・CGなどといった幅広い分野に渡って将来的に目指す専門性に合わせて科目を選択して行くことになる。

3年次からは2年次の勉強を応用できるようにさらに基礎学力の向上を目指し、4年次になればゼミにおいて専門性をさらに深化させるべく履修をして、いずれ来る卒業研究に向けた作品製作について入念に準備して行くことになる。当たり前のことを言うが、本人のやる気次第で成長する事が出来るため、本格的に勉強をしに来たという目的を見失わないで貰いたい。

学校側が掲げているポリシーとして

そんな学校側としても、学生に対しては期待を寄せているのも事実。それでもやはり最低限勉強を率先して行っていなければならないのは言うまでもない。また、学校としても所定の能力を身につけることを求めており、その能力が備わった生徒に学位を授与したいと考えているという。その能力とは、

  • 1:人として調和のとれた豊かな感性と幅広い教養を身につけている
  • 2:デジタルコンテンツに関する知識と理解を得ている
  • 3:デジタルコンテンツに関する表現力を持っている
  • 4:デジタルコンテンツに関する技術力を備えている
  • 5:世の中のニーズに答えられる次世代サービスの創出者として、的確な企画と開発、制作を行うことが出来る
  • 6:先端的制作・研究を推進し、個性的且つ継続的作品発表をすることが出来る

といったものを4年間で身につけてもらいたいと考えている。こうした条件はクリエイターとしては非常に重要な要素として考えられるだろうが、生きていく上で学んでいくことを選んだら避けては通れない鬼門でもある。こうした作業をする上で必要な能力が備わっていなければならないのだから、ある意味では充実した学生生活を送ることが出来る。卒業後の進路がどのようになったとしても、アートとして、デジタル技術として、そのどちらか片方を取った就職を選んでも身につけたスキルは現代の情報社会において決して無駄にはならない。特に後者については技術者であればあるほど、就職においていうならそれなりに有利に働くこともある。

インタラクティブ・アートを本格的にやりたいと、そう考えているならどちらにしても特化して勉強をしていかなければならないだろうが、それもまた自身が定めた進路であれば悔いはないはずだ。